研究課題/領域番号 |
17K18644
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中坪 史典 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (10259715)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 写真 / 研究者と実践者の対話 / 質的研究方法論 / フォト・エスノグラフィー / 実践知 / ヴィジュアル・エスノグラフィー / 実践者との対話 / 子どもの経験の記述 / 多声的な声 / フォト・ボイス / 保育実践 / フィールドワーク / 子どもの経験 |
研究成果の概要 |
本研究は、写真を介して研究者と実践者が対話することで、子どもの経験を描き出すための新たな質的研究方法論、フォト・エスノグラフィーの開発を試みたものである。保育者の環境構成や、保育施設に設置される物的環境を中心に、日本の文化的特徴を映し出した写真や、海外の文化的特徴を映し出した写真収集するとともに、それらをを用いて、研究者と実践者と対話することで、日本の暗黙的価値や文化的慣習に関する保育者の実践知を導出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)保育者の環境構成や保育施設に設置される物的環境の写真を介して研究者と保育者が対話することで、普段私たちがあまり意識しないような、日本の幼児教育の中に潜在する価値観や習慣などを浮き彫りにした。(2)写真を介した研究者と保育者が対話し、そこで生成されたナラティヴを分析することで、フォト・エスノグラフィーという新たな質的研究方法論を提示した。
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