研究課題/領域番号 |
17K18655
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
日野 久美子 佐賀大学, 学校教育学研究科, 教授 (10791527)
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研究分担者 |
納富 恵子 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (60228301)
中山 健 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40301329)
井邑 智哉 (井邑智哉) 佐賀大学, 学校教育学研究科, 講師 (80713479)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 特別支援教育 / 特別支援教育の専門性 / 特別支援教育専門性尺度 / 特別支援学級 / 通級指導教室 / 教員研修プログラム / 特別支援学級担任 / 通級指導教室担当教員 / 専門性向上 / 研修プログラム / 教育学 |
研究成果の概要 |
小・中学校の特別支援学級や通級指導教室における専門的な支援を求める子どもの数が急増すると共に、特別支援学級担任および通級指導教室担当教員も増加している。本研究は、これらの教員の特別支援教育における専門性向上を目的とする、研修プログラムの開発を目指した。 まず、特別支援教育の専門性を探るための特別支援教育専門性尺度を開発した。次にそれを活用し、受講生の事前・事後学習を組み合わせる等の工夫による研修プログラムを計画・実施したところ、研修後には専門性の高まりが見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、小・中・高等学校における特別な教育的ニーズを持つ子どもへの専門的な教育はさらに求められるであろう。そのような中、本研究では特別支援学級担任や通級指導教室担当教員の専門性を、特別支援教育専門性尺度の作成を通して明らかにした。また、それに基づいて開発した研修プログラムでは、教員が自分の課題意識に基づき主体的・効率的に研修を行うための方策を取り入れ、研修の効果を上げることができた。これらは、特別支援教育に限らず、チーム学校における教師の専門性の獲得と発揮に活かされるものと考える。
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