研究課題/領域番号 |
17K18674
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
|
研究機関 | お茶の水女子大学 (2021-2022) 早稲田大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
平山 雄大 お茶の水女子大学, グローバル協力センター, 講師 (80710649)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 教育学 / 学校教育 / 教育内容 / GNH教育 / ブータン |
研究成果の概要 |
本研究は、ブータンの学校教育現場において行われている“Educating for GNH(Gross National Happiness、国民総幸福)”=「GNH教育」の実態を解明すること、及び「GNH教育」の応用モデルと本研究で位置づける地域課題解決学習を同国で展開することを目的として実施された。研究全体を通して、GNH概念の誕生からGNH教育の導入に至る歴史的経緯及びGNH教育の現状が明らかになった。また、地域課題解決学習のブータンの学校現場での展開の第一歩として、チュカ県内の高等学校3校の教員を対象とした研修、生徒を対象としたワークショップの開催等が実現した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歴史的経緯や先行研究の検討を十分に行ったGNH研究、GNH教育研究が決して多いとは言えない中で、本研究の成果は今後の研究の基盤のひとつとなることが予想される。また、本研究はJICA草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)「地域活性化に向けた教育魅力化プロジェクト―ブータン王国における地域課題解決学習(PBL)展開事業―」(提案自治体:島根県隠岐郡海士町)に繋がり、ブータンの学校教育の変革に向けた大きな流れを形成することができた。この点にも社会的意義が認められると考えられる。
|