研究課題/領域番号 |
17K18681
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
|
研究機関 | 山陽学園大学 |
研究代表者 |
上地 玲子 山陽学園大学, 総合人間学部, 准教授 (40353106)
|
研究分担者 |
玉井 浩 大阪医科大学, その他部局等, 名誉教授 (30179874)
井手 友美 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90380625)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 口づくり / 食育 / クチトレ / 幼児期 / 口唇閉鎖力 / 口腔周囲筋訓練 / 口唇閉鎖不全 |
研究成果の概要 |
食に必要な「口づくり」を早期に開始し,食育の一環として組み込む新しいプログラムを構築することを目的とし,プログラム実施による有効性の検証,安全性の評価を行った。保育士にクチトレの実施方法を指導し、保育士が園児にクチトレ指導を行い,園児に対して保育時間内に 3 回(朝、昼、夕方)にそれぞれ3分ずつ実施した。VinlandⅡを用いて「クチトレ」実施前後を比較したところ,すべての項目において有意に向上した。また,食事、睡眠、生活上においては良好に好転しており、クチトレによる口腔内トレーニングの効果が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳幼児期の口の機能と問題点を改善するために,食べる以前に「食べることができる口」を作ることこそが,食育の原点という発想から,本研究では,食に必要な「口づくり」を早期に開始し,食育の一環として組み込むための新しいプログラム(食育の第0段階)を構築することができた。実施後には,発達的変化以上の向上が見られ,食事、睡眠、生活上においては良好に好転しており、クチトレによる口腔内トレーニングの効果が得られた。
|