研究課題/領域番号 |
17K18820
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
森田 昇 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (30239660)
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研究分担者 |
松坂 壮太 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (30334171)
比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | レーザ / ダイヤモンド / 精密部品加工 |
研究成果の概要 |
ダイヤモンドの大型の結晶が作製できるようになり応用が試みられている.この結晶を利用するにはスライスなど行い所望の形状に成形する必要がある.しかし結晶塊からのスライシングについては,小さい溝幅での切断は困難である.高ピークパワーのパルスレーザをダイヤモンド内部に集光することでも,内部をグラファイト化できる.グラファイトはダイヤモンドと異なり,溶融塩などに溶解する.このため,切断面に沿ってグラファイト化し,グラファイトのみを溶解することで分離できる.そこで,本研究では,レーザ照射によりダイヤモンド内部をグラファイト化し,グラファイト部分の評価を行い,照射条件との関係を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ダイヤモンドは硬く脆いため,切断が困難である.そこで,小さい切りしろで切断する方法について,検討した.ダイヤモンドにレーザ光を照射し,照射した部分をグラファイトに変質する.グラファイトはある薬品に溶解するため,レーザを照射した部分のみを溶解できる.レーザ照射条件と変質のメカニズム,変質部分の評価を行った.
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