研究課題/領域番号 |
17K18872
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
高木 康博 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50236189)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | コンタクトレンズ型ディスプレイ / ホログラム / 拡張現実 / シースルーディスプレイ |
研究成果の概要 |
拡張現実(AR)技術の表示デバイスとして、現在はシースルー型ヘッドマウントディスプレイが用いられている。本研究では、究極のAR用表示デバイスとして、コンタクトレンズ型ディスプレイをホログラム技術を用いて実現した。コンタクトレンズ型ディスプレイの実現では、ディスプレイをコンタクトレンズ内に置くと目がピント合わせできないことが問題となるが、ホログラムにより目から離れた位置に立体表示することでこれを解決した。本研究では、スケールアップ光学系を作製して、提案した表示原理の有効性を確認した。また、コンタクトレンズに組み込むために必要なレーザーバックライトを開発し、実際のホログラム表示に用いた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンタクトレンズ型ディスプレイは究極のARディスプレイと考えられているが、コンタクトレンズ内に表示した画像を網膜に結像することができないことが大きな問題となっていた。本研究では、ホログラム技術を用いてこれを解決できることを示した。従来のAR技術では、ゴーグル型のヘッドマウントディスプレイの装着が必要である点が普及の障害になっていたが、本研究によりコンタクトレンズ型ディスプレイの表示原理が明らかになったため、AR技術が広く普及することが期待できる。
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