研究課題/領域番号 |
17K18873
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
松浦 基晴 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40456281)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 光A/D変換 / 光量子化 / 半導体光増幅器 / 量子ドット半導体光増幅器 / 周波数シフト / アナログ・デジタル変換 / 光アナログ・デジタル変換 / 周波数チャープ / 光フィルタ |
研究成果の概要 |
本研究では,半導体素子内で入力された光パワーに応じて発生する周波数シフト効果を利用して,光アナログ・デジタル変換のための独自の光量子化技術に関する研究を行った.周波数シフトされた光信号を切り出す光フィルタの設定・最適化や光信号入力パワーに対する光量子化性能の依存性などを詳細に調査し,最大で15レベルの光量子化を実現することに成功した.また,この際に必要となる光パワーは従来技術の1/100以下であることを明らかにし,提案系の有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高速なアナログ信号をデジタル信号に変換する需要がデータ通信・解析などの多岐にわたる分野で急速に拡がっている.このため,光領域でアナログ・デジタル変換を行う光アナログ・デジタル変換の研究開発が盛んに行われている.本研究では,これまでにない,小型の半導体素子内で発生する周波数シフトを応用した光量子化技術によって,小型,省電力かつ高性能を実現する実証実験に取り組み,その有効性を明らかにしている.
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