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環境微生物群集構造解析のための迅速・簡便な新規rRNA定量法の開発と適用

研究課題

研究課題/領域番号 17K18896
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 土木工学およびその関連分野
研究機関東北大学

研究代表者

原田 秀樹  東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (70134971)

研究協力者 久保田 健吾  
竹村 泰幸  
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワードrRNA定量 / 環境微生物
研究成果の概要

本研究で開発したrRNA定量法は、迅速・簡便でありながら、逆転写やPCRといった酵素反応由来のバイアスが生じないため、微生物動態解明のためのブレークスルー技術となり得る。定量法を相対量定量法から絶対量定量法へと改良することで、プローブの設計がより簡易になり、マルチプレックス定量への応用できるなど、ユーザビリティを向上させることができた。また、環境試料から抽出したRNAについてRT-qPCR法と本手法によるマルチプレックス定量を比較したところ、本手法ではRT-qPCR法で生じたバイアスは確認されず、良好な定量結果が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生物学的廃水・廃棄物処理技術、バイオレメディエーションなどの環境バイオテクノロジーにおいて、その主役である微生物の動態を理解することは極めて重要である。本研究では、微生物の活性に依存すると考えられるrRNA量を迅速・簡便に定量可能な手法を新規に開発した。新規rRNA定量法は、他の手法でRNA定量の際によく用いられる逆転写反応やPCRといった酵素反応を一切必要としないため酵素反応に由来するバイアスを回避できる他、複数種の微生物グループをマルチプレックスに定量でき、操作もハイスループットに行える。したがって、微生物動態をモニタリングのブレークスルー技術になり得るポテンシャルを持つ。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 分子量分画膜を用いた迅速・簡便な新規rRNA直接定量法による環境微生物群のマルチプレックス定量2018

    • 著者名/発表者名
      竹村泰幸, 李玉友, 原田秀樹, 関口勇地, 久保田健吾
    • 学会等名
      第52回日本水環境学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2020-03-30  

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