研究課題/領域番号 |
17K18908
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木工学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大谷 順 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授 (30203821)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 新たな基礎構造物 / 植物の根 / 引張り試験 / X線CT / 土と構造物の相互作用 / 新たな基礎構造 / X線CT / 土と構造の相互作用 |
研究成果の概要 |
本研究は、土木分野における基礎構造物の新たな形式を開発する意味において、発想の転換を図り、植物の根の構造とその有効性を学ぶことで、新たな構造形式を提案するものである。 まず実際の植物の根の構造とその力学的挙動の解明について模型実験とX線CT装置を用いて、荷重―変位関係のみならず、土中内部の状況を可視化し定量的な考察を行った。またその成果を下に、植物の根の構造に学ぶ新たな基礎形状をモデル化し、そのモデルによる引抜き試験を実施することで、工学的見地での力学的挙動の解明を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実際の植物の根が地中において地上の部分をしっかり支えていることは自明である。この挙動に学ぶ新たな基礎形式の開発については、これまで全く実施されていない。また構造的にも植物の根の構造は複雑であり、これを解明することは学術的に大変意義あることであると考える。またこれまで比較的決められた規格と形状での基礎構造物であるが、この現実を大きく飛躍的に変える可能性があるという意味ではその社会的意義は大きいと言える。
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