研究課題/領域番号 |
17K18914
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築学およびその関連分野
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木村 祥裕 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (60280997)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | スラブ―スタッド系 / 制振構面 / 載荷実験 / 数値解析 / スタッド / コンクリートスラブ / 応力伝達機構 / 合成効果 / 合成梁 / FE解析 / 床スラブ / H形鋼梁 |
研究成果の概要 |
制振構面において合成梁の負曲げにより作用する軸力は,ダンパーから作用する軸力に累加され,鉄骨梁の塑性変形能力をさらに低下させる可能性があることから,負曲げ時のスタッドとコンクリートスラブの応力伝達機構を解明することは重要となる。 そこで,本研究では制振構面における合成梁の負曲げ時のスタッドとコンクリートスラブ間の応力伝達機構を解明し,負曲げにより鉄骨梁に作用する軸力の予測式を構築するために,曲げせん断を受ける床スラブ及びスタッドの応力伝達機構の解明及び制振構面床スラブ付きH形鋼梁の部分架構モデルによる弾塑性大変形解析と合成梁の作用圧縮軸力評価を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成梁に曲げが作用する際,コンクリートスラブの有効幅に関する検討は,合成梁の負曲げ時の挙動を把握する際に重要となる。本研究では,合成梁に負曲げが作用するときの挙動を載荷実験及び詳細解析モデルにより検討し,コンクリートスラブの材長方向への有効幅の分布,スタッドとコンクリート間の応力伝達機構を明らかとする。得られた結果を踏まえ,合成梁に負曲げが作用した際の鉄骨梁への圧縮軸力評価式を構築することができ,将来的には設計法の高度化につなげることができる。
|