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間伐材資源の有効活用を可能にするロボット加工機の応用試験

研究課題

研究課題/領域番号 17K18918
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 建築学およびその関連分野
研究機関千葉大学

研究代表者

平沢 岳人  千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (30268578)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード間伐材 / ロボットファブリケーション / データベース / 建築構法 / 井桜組 / ログハウス / 3Dスキャン / ロボット / ロボット加工機 / 資源循環 / 人工技能 / 新構法
研究成果の概要

間伐材のような小径で不整形な素材から建築部品を得るためには解くべき問題がある。この研究では、素材毎の事前の形状スキャンとそのデータベース化、3D CADからの適材の問い合わせ、ロボット加工機での無理のない加工のための素材把持装置の開発を行った。データベースには素材毎の三次元形状が保存されており、3D CADで設計したターゲット形状をから切り捨てる材料をできるだけ少なく効率的に取得できる素材の選択を可能にしている。加工においては、不整形な素材をロボットの姿勢に無理なく精密に加工するための把持機構を開発した。代表的なログハウスの納まりを数例実作し、これらのシステムの有効性を確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

里山の荒廃などの林業の衰退により生じた環境の変化は、土砂崩れ等の自然災害や危険動物の居住区への浸入による獣害などの原因となっている。これらを未然に防ぐためには、林業の復興が最も効果的な対策である。本研究は、ロボットを応用した高機能な木工機械を応用することにより、間伐材のような価値の低い小径木から高品質な建築部品を生産可能にすることを目的とする。これにより、間伐材の市場価値を高めて林業者の間伐へのインセンティブを高め、結果的に、林業の復興に寄与する。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ロボットを用いた間伐材の高付加価値加工に関する研究 その 2 間伐材加工のためハードウェア設計と試作2019

    • 著者名/発表者名
      古庄 玄樹、諸橋 俊大、中村 優介、加戸 啓太、平沢 岳人
    • 学会等名
      日本建築学会大会(北陸)
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ロボットを用いた間伐材の高付加価値加工に関する研究 その1 在庫管理データベースとピックアップ支援システム2019

    • 著者名/発表者名
      諸橋 俊大、古庄 玄樹、中村 優介、加戸 啓太、平沢 岳人
    • 学会等名
      日本建築学会大会(北陸)
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2020-03-30  

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