研究課題/領域番号 |
17K18956
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
長澤 親生 首都大学東京, システムデザイン研究科, 名誉教授 (80145664)
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研究協力者 |
阿保 真
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | リモートセンシング / ライダー / 自然災害 / 火災 / 火山 / ファイバーレーザ |
研究成果の概要 |
本研究では、気温と風の3次元空間分布を連続的にリアルタイムで観測するための革新的なフラッシュライダーを提案し、シミュレーションにより、気温測定誤差0.6K以下、風速測定誤差は0.1m/s以下が実現可能であることを示した。基礎実験では狭帯域レーザとファイバーアンプで構成した狭帯域パルス光源の製作・評価、凸レンズの焦点面に複数の光ファイバコネクタを配置したユニークな広視野望遠鏡の設計・製作、高速フォトディテクターを用いた複数のコヒーレント検波システムを製作・評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案したフラッシュライダーは従来のスキャン方式と異なり、カメラでフラッシュ撮影をする要領で広げたパルスレーザ光を空中に照射しアレイ状検出器で散乱光スペクトルを測定することにより、サーモグラフィのように短時間で気温と風の立体構造の測定を可能とするものである。これが実用化すると用途は、ヒートアイランド対策効果の測定、竜巻など局地的気象現象の予測、火山噴火監視、室内温度分布測定など多岐にわたる。
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