研究課題/領域番号 |
17K19071
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物理工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井手口 拓郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 講師 (30735999)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | マルチモーダル顕微鏡 / コヒーレントラマン顕微鏡 / 振動分光 / ラベルフリー / 応用光学 |
研究成果の概要 |
超短パルス光による非線形光学過程を利用したマルチモーダル顕微鏡の開発を行った。はじめに、10 fsのパルス幅を持つモードロックレーザーと高速スキャンマイケルソン干渉計による高速広帯域コヒーレントラマン分光顕微鏡を構築した。更に、他の非線形光学過程で発生した光を光学フィルタで取り出し、別の検出器で同時取得することで、マルチモーダル画像を撮影することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発したマルチモーダル顕微鏡は、異なる非線形光学効果を通して試料の様々な特性を反映した複数の画像を同時計測することが出来るため、機械学習などの画像処理技術との相性が良い。今後、高度な情報処理技術と本顕微鏡を融合させることにより、マテリアル評価や細胞、組織などの生体試料の評価に利用されることが期待される。
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