研究課題/領域番号 |
17K19075
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物理工学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
トリパティ サロジ 静岡大学, 工学部, 准教授 (20648729)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 汗腺 / アンテナ / terahertz / sweat duct / helical antenna / Terahertz / OCT / human skin / antenna / helix |
研究成果の概要 |
ヒトの皮膚内に存在する汗腺はらせん構造を持つため,ヘリカルアンテナとして動作し,テラヘルツ領域で共振することが報告されている。本研究では汗腺のノーマルモードでの共振周波数を推定し、その共振を実験的に検証するためにテラヘルツ時間領域分光器を構築した。本実験では指からの反射率を測定し、反射スペクトルにおいて280GHz付近で反射率の減少が観測された。これは汗腺の共振が原因と考えられるが、共振を正確に確認するために実験結果の再現性の検証が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We investigated the potential biomedical applications of terahertz wave where we studied whether the human sweat ducts act like a helical antenna in THz region. Our preliminary finding suggests that this research has a potential to create a method of remote sensing of mental stress using THz wave.
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