研究課題/領域番号 |
17K19097
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学、機能物性化学およびその関連分野
|
研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
乙須 拓洋 埼玉大学, 研究機構, 助教 (90564948)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 流速計測 / 蛍光相関分光法 / 全反射顕微鏡 / 界面の流速計測 |
研究成果の概要 |
固液界面に代表される様々な界面近傍での物質の流れがバルクの流れとどう異なるかを理解することは,界面での効率的な化学反応の制御,血管内壁近傍での血液の流れの理解,などあらゆる分野における研究課題について重要な知見を与える.本研究では申請者が細胞膜研究を目的として開発を行った,エバネッセント光の干渉を利用する新規分光装置を界面での流速計測に応用し,高い精度での界面選択的流速計測法の確立を目指した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では光学顕微鏡に基づく新規光技術を界面での流速計測に適用することにより,その応用分野を拡げることを目的とするものである.界面での流れの理解は,流体力学のみならず化学 (界面での化学反応の制御),生物学(血管近傍の流れの理解),工学(キャピラリー内の管摩擦抵抗の制御)分野においても非常に重要な課題であるため,新規手法開発による定量的な計測と,それに基づく界面の流れの理解に向けた本研究は大きな学術的,社会的意義を有する.
|