研究課題/領域番号 |
17K19099
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学、機能物性化学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平松 光太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60783561)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | デュアルコム分光法 / 振動分光 / 磁気共鳴 / バイオイメージング / 高速分光法 / 光周波数コム / 誘導ラマン散乱 / コヒーレントラマン分光 / レーザー分光 / 高分解能分光 / 核磁気共鳴 / 非線形光学 |
研究成果の概要 |
生細胞や組織内の生体分子を可視化するバイオイメージングは現代の生命科学において必要不可欠の技術である。特に細胞や組織を染色せずに計測できる磁気共鳴イメージングや振動分光イメージングは再生医療等の応用においてその重要性が増してきている。本研究では、最先端のレーザー技術である光周波数コムを用いた磁気共鳴及び振動分光イメージング法の開発を行った。磁気共鳴計測に関しては装置開発を行い、計測を試みたが残念ながら信号の検出には至らなかった。デュアルコム振動分光計測に関しては従来法の100倍程度の効率化を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デュアルコム振動分光法は高速かつ無標識に生体分子を可視化できる手法として注目を集めている。その高効率化は今後のデュアルコム振動分光計測に基づく様々な生命科学・物質科学的発見を加速することが期待される。また、計測の効率をほぼ100%まで高めたことは、本手法における感度・速度の限界を達成したことを意味しており、分子分光学のマイルストーン的意義も大きい。
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