研究課題/領域番号 |
17K19138
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
川野 竜司 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401702)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ナノポア / 脂質二分子膜 / マイクロ流体 / 一分子計測 / ホフマイスター効果 / ナノ空間 / DNA / 一分子分析 |
研究成果の概要 |
本研究では約1.4 nmのナノポアを形成する膜タンパク質のポア内ナノ空間において、一分子が運動する様子を電気生理的に観測することで溶液中の粘性という考え方がナノ空間ではどのように捉えられるかに関して検討を行った。その結果、ナノ空間での粘性はバルク中とは異なる考え方が必要であることがわかった。またナノ空間内でのホフマイスター系列はバルクと異なることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノ空間内での一分子の振る舞いの理解は、生体内での酵素反応などの制限された空間で起こる現象を考える上で役に立つ。本研究では、ナノポアタンパク質の内部のナノ空間内で外部溶液の粘性を変化させたときにナノ空間ではどのような変化を見せるのかについて検討を行い、粘性を発現する基になる相互作用の種類がナノ空間では大きな影響を及ぼすことを明らかとした。
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