研究課題/領域番号 |
17K19142
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
國武 雅司 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授 (40205109)
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研究分担者 |
渡邉 智 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 助教 (80579839)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | マイクロエマルション / ゲル / 電気化学 / 両連続相 / 抗酸化能 / デバイス / 電気化学分析 / 分析 / 抗酸化能即テオ |
研究成果の概要 |
両連続相マイクロエマルションゲルを用いたソリッドステート・スタンドアローン(固体・一体)型電気化学分析システムの構築に成功した。 水と油がミクロに共存した両連続相(BME)溶液の水相のみをゲル化したBMEハイドロゲルを作成し、これを3電極がシート上に印刷されたプリント電極に貼り付けるだけで電気化学測定が可能であることを証明した。シート電極上にBMEモノマー溶液を塗布してから光重合させることで、50ミクロン程度のゲル薄膜と一体化した電気化学システムを構築した。ほぼ固体のシート電極単独で、電解溶液やセルを必要としないスタンドアローン電気化学システムを構築し、特許申請をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1枚のシート単独で、電気化学分析が可能な技術を開発した。電解溶液やセルを必要としないスタンドアローンな分析技術であり、3種類の電極と電解質となるハイドロゲルと脂溶性抗酸化剤を溶かす油相がミクロに混在している両連続相マイクロエマルションゲルから構成されている。
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