研究課題/領域番号 |
17K19207
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体分子化学およびその関連分野
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研究機関 | 岐阜薬科大学 |
研究代表者 |
平山 祐 岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授 (10600207)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 蛍光プローブ / ヘム鉄 / イメージング / プロテオミクス / 細胞内化学反応 / ヘム / 鉄 |
研究成果の概要 |
本研究では、動植物から菌類にいたるあらゆる生命体において重要な役割を持つヘムの生体内挙動・生命機能の解明を目指し、生体内のヘムおよび関連分子を非侵襲的かつ選択的に検出するための蛍光プローブ分子を開発し、これまで詳細な解析が困難であったヘムの細胞内輸送、取り込み、動植物個体における挙動や機能について、その全容解明を目的とした研究に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで解析が困難であったヘムの生体内動態を簡便に検出できる新しい化合物を開発すし、ヘムの生命科学研究を推進しようとするものである。本研究期間においては、新しいヘム選択的蛍光応答を得るための化学構造要件を見出し、これを使った蛍光プローブの開発を達成した。まだ改善の余地はあるものの、世界で初めてのヘム鉄選択的蛍光プローブであり、本化合物が、今後のヘム研究に貢献することが期待できる。
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