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アミノ酸配列に基づくポリケタイド系天然物の構造予測と物質生産

研究課題

研究課題/領域番号 17K19214
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 農芸化学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

南 篤志  北海道大学, 理学研究院, 准教授 (40507191)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード天然物 / 生合成 / 酵素 / 構造予測 / 遺伝子重複 / 構造多様性 / ポリケタイド
研究成果の概要

生合成遺伝子の異種発現による天然物生産が可能な時代が到来し、微生物分野では「培養」から「生合成マシナリーの人為的再構築」へのパラダイムシフトが起こりつつある。医薬品や化学ツールとしての天然物の重要性を考慮すると、「遺伝子情報に基づいた天然物の構造予測と生産」が実現すれば分野を横断するより大きな変化につながると考えられる。こうした背景下、本研究課題では、糸状菌由来の繰り返し型ポリケタイド合成酵素PKS-NRPSをモデルとしてアミノ酸配列から構造の新規性を予測できるか否かを検証した。その結果、PKS-NRPSの分子系統樹解析に基づく分類から構造新規性を予測することができることを実証した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの天然物化学者が「生物がどの程度の種類・数の天然物をつくることができるのか?」という点には興味を抱いているが、申請者の知る限りにおいて、明確な答えは得られていなかった。こうした状況下、申請者はバイオインフォマティクス解析の結果を化学的に解釈するという独自の方法論を提唱し、この問題を解決する端緒となる研究成果を得た。同様の手法により、他天然物の解析が進めば、上述した「問い」に対する回答が得られると期待される。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 月刊ファインケミカル 2020年3月号 【特集】天然物合成化学の最新動向2020

    • 著者名/発表者名
      南篤志、尾﨑太郎、及川英秋
    • 総ページ数
      77
    • 出版者
      シーエムシー出版
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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