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遺伝子銃を用いた新規な高効率遺伝子導入法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K19223
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 農芸化学およびその関連分野
研究機関横浜国立大学

研究代表者

尾形 信一  横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (00314542)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワードオリゴペプチド / ファージディスプレイ / 遺伝子導入 / ペプチド / 核移行 / 遺伝子銃 / 植物培養細胞 / 植物 / ナノバイオ / バイオテクノロジー / ゲノム / 発現制御
研究成果の概要

本研究提案では、植物細胞における高効率物質生産系に適用する新規遺伝子導入法の創製を目的とした。2017年度では先ず、核移行シグナルの探索を行い、動物細胞で機能することが知られている配列が候補として考えられた。そこで、これら核移行シグナルをコードするDNA断片とGFPとの融合遺伝子の構築を行った。
2018年度はファージディスプレイ法によるDNA結合性ペプチドの探索方法の確立を試みた。具体的には、マルチウエルプレート壁面にDNAを吸着させ、その後ファージ粒子溶液を添加し、DNAとファージ粒子の結合を試みた。しかし、本方法によってDNA結合性のファージクローンを選抜することができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究提案では、植物細胞における高効率物質生産系に適用する新規遺伝子導入法の創製を目的とした。具体的には、従来、遺伝子銃の導入担体である金粒子に直接吸着させていた導入DNA に対して、DNA 結合能と核移行能を併せ持つペプチド分子を複合化することにより、遺伝子銃を用いて細胞内に遺伝子導入を行った後、能動的に、核に導入遺伝子が移行できる機能を付与し、自律的に核内への導入遺伝子の移行を制御する遺伝子導入法を確立することを目的とした。本提案が可能になれば、従来の遺伝子銃を用いた遺伝子導入法と比較して、導入遺伝子が高効率に核内に移行することが期待され、大幅な遺伝子発現効率の上昇が期待できる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2023-12-25  

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