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植物ステロイドホルモンによる訪花性昆虫の行動制御~行動から分子機構まで~

研究課題

研究課題/領域番号 17K19224
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 農芸化学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

木矢 剛智  金沢大学, 生命理工学系, 准教授 (90532309)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード植物ステロイド / ミツバチ / ショウジョウバエ / Hr38 / 神経活動 / ステロイドホルモン / 昆虫 / 花粉 / 植物 / エクジソン / 長期記憶 / 脱皮ホルモン
研究成果の概要

本研究は、昆虫の行動が植物ステロイドホルモンを介した記憶増強によって植物側から操作されている、という大胆な仮説を検証したものである。本研究により、植物ステロイドホルモンは外来のリガンドとして昆虫の脳の一部の神経細胞に作用し、長期記憶形成を促進する活性を持つことを見出した。更なる仮説の検証が必要であるが、このような仕組みが昆虫全般に備わっているとすると、植物と昆虫の関係性(共進化も含め)について新たな概念が形成されることに繋がると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、訪花性昆虫のモデルとしてミツバチの働き蜂を用い、学習や行動を測定することで、植物ステロイドホルモンがミツバチの行動に与える影響を調べた。また遺伝学的解析が容易なショウジョウバエを用い、植物ステロイドホルモンが昆虫脳に作用する分子神経機構を明らかにした。これらの研究より、従来考えられていたよりもより密接な関係が昆虫と植物の間にあることが見出された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 初期応答遺伝子を利用したミツバチの脳の神経活動の可視化2019

    • 著者名/発表者名
      木矢 剛智
    • 学会等名
      ミツバチサミット2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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