研究課題/領域番号 |
17K19225
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
栃谷 史郎 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (90418591)
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研究分担者 |
片山 高嶺 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (70346104)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 神経発達 / 母乳 / 母体腸内細菌撹乱モデル / メタボローム / オリゴ糖 / 介入試験 / マウス / マウス母体腸内細菌撹乱モデル / 腸内細菌叢 / 行動実験 / 腸内細菌 / 脳発達 |
研究成果の概要 |
マウス母体腸内細菌を非吸収性抗生剤投与により撹乱する「母体腸内細菌撹乱モデル」を作成し,その仔に低活動や過度に壁沿いを好む空間嗜好性等の行動の変容を観察した.本研究では母体腸内細菌攪乱モデルにおいて母乳の質に変化が生じる可能性を様々な観点から検討した。母体腸内細菌撹乱モデルにおいて、オリゴ糖の濃度など母乳の質の変化が観察された。オリゴ糖をマウス仔に与えると行動に変化が観察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は母体腸内細菌撹乱モデルと対照群との母乳の質の比較を基に仔の脳発達に大きな影響を与える可能性がある物質の探索を行った。その候補物質としてオリゴ糖を得、さらにオリゴ糖の投与により仔の行動に変化が生じることを見出した。これらの結果は母親が周産期に曝露される環境により母乳の質が変化する可能性などを示しており、子の脳発達に影響を与えるような母乳の質を担保するにはどのような母体環境が適切かを解明する研究につながる可能性がある。
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