研究課題/領域番号 |
17K19294
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
後藤 理恵 (風藤理恵) 愛媛大学, 南予水産研究センター, 准教授 (70399997)
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研究分担者 |
松原 孝博 愛媛大学, 南予水産研究センター, 教授 (60443389)
斎藤 大樹 愛媛大学, 南予水産研究センター, 准教授(特定教員) (90396309)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | キメラ / コンピテント胚 / 胚融合 / 生殖系列キメラ / 融合 / ゼブラフィッシュ / 胚 / 卵膜除去 / 細胞移植 / 借腹生産 |
研究成果の概要 |
ゼブラフィッシュ胚を用いて、1)異なる2個体を融合するための条件、2)胚と初期発生期の胚盤を融合する条件、および3)胚と胚細胞を融合するための条件を明らかにした。具体的には、既存の酵素で処理することによる融合法と、新たに開発した微細粒子で胚を処理することによる融合法を開発した。ドナーの細胞は数時間で速やかにレシピエント胚に取り込まれ、レシピエント胚中で発生を継続した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、マイクロピペットを用いることなく、ドナー細胞をレシピエント杯に導入する方法を開発した。この方法では、キメラを用いた各種生物学的解析に、職人技が要求される従来の細胞移植技術を使う必要がなくなる。さらに、簡便化できる技術であることから、将来的には操作の自動化も期待できる。以上のことから、細胞移植研究の効率化、実験コストの節減、および大規模化を実現するためのコア技術となることを期待している。
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