研究課題/領域番号 |
17K19332
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学、畜産学およびその関連分野
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
加藤 容子 近畿大学, 農学部, 教授 (40278742)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 卵子 / 初期化 / ユニバーサル卵子 / 未受精卵 / 核移植 / クローン / 人工染色体 |
研究成果の概要 |
本研究の最終目的はユニバーサルな卵細胞質を構築することである。種を超えて体細胞核を初期化する人工的な卵細胞質を作り出すことができれば、優良家畜の育種・増産や異種間核移植が必要な希少動物種の再生・複製に大きく貢献する。本研究では、複数の動物種において卵細胞質ならびに体細胞におけるミトコンドリア量の制御を行うことができた。また、効率のよい核移植実験系を構築できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵子の初期化能力の増強は、ヒト生殖補助医療分野にも貢献する。卵細胞質が持つ体細胞核の初期化機構と全能性誘導機構は、エピジェネティクス修正の関与が大きな鍵となっていることは明らかであるが、全体像についてはほとんど解明されていない。そのため、本研究を実施する過程において卵細胞質が持つ初期化機構の全体像を知る一端になると考えられる。
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