研究課題/領域番号 |
17K19497
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
塚本 佐知子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 教授 (40192190)
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連携研究者 |
加藤 光 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (20547129)
人羅 勇気 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (00755308)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 変異型p53 / 天然資源 / 探索 / がん抑制 / 野生型 / p53 / ガン抑制効果 / Nrf2 / がん抑制効果 |
研究成果の概要 |
がん抑制遺伝子産物p53は「ゲノムの守護神」と呼ばれ、ゲノムの安定性に重要な役割を果たしている。しかし、ヒト腫瘍の約半数でp53遺伝子の変異が認められる。そこで、変異型p53の機能を野生型へと回復させることのdけいる化合物は、がん細胞選択的に増殖抑制作用を示すと考えられ様々な研究が行われてきた。本研究では、変異型p53の機能を野生型へと活性化させる化合物を天然資源から探索した。先行実験では、phenethyl isothiocyanateやPRIMA-1でp53R175Hを処理することにより野生型へと活性化させることに成功しているので同様の実験を試みた。しかし、再現性を得るには至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん抑制遺伝子産物p53は、がん抑制に重要な役割を果たしている。しかし、ヒト腫瘍の約半数でp53遺伝子の変異が認められる。変異型p53は、がん抑制の機能を果たすことができないので、機能を回復させることのできる化合物は、副作用のない理想的ながん治療薬になると考えられ様々な研究が行われてきた。本研究では、変異型p53を野生型へと活性化させることのできる化合物を天然資源から探索した。
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