研究課題/領域番号 |
17K19501
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬学およびその関連分野
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
鈴木 亮 帝京大学, 薬学部, 教授 (90384784)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 薬物送達学 / 超音波 / マイクロバブル / 抗がん剤 / 膵臓がん / リポソーム / ドラッグデリバリーシステム / がん治療 / 薬物送達 / 癌 |
研究成果の概要 |
膵臓がんは、抗がん剤の治療効果が十分に得られない難治性がんの一つである。したがって、抗がん剤を効率よく膵臓がんにデリバリーすることが求められている。そこで本研究では、マイクロバブルに抗がん剤を内封したリポソームを搭載した新しいマイクバブルの開発を行った。このマイクロバブルと超音波照射を併用することで、膵臓がん細胞に効率よく抗がん剤をデリバリーすることができた。また、このデリバリーにより膵臓がん細胞の増殖抑制効果も得られることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵臓がんに対する画期的な治療法はこれまでになく、新たな治療法の確立が望まれている。したがって、抗がん剤内封リポソームを搭載したマイクロバブルと超音波を応用した本研究は膵臓がんに対する新たな治療戦略を提示するための挑戦的な研究と位置付けられる。本研究で得られた成果は、難治性である膵臓がんの治療に画期的な知見を与えるものと考えている。
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