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がん微小環境リモデリングのためのNO産生バクテリアマシンの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K19622
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 腫瘍学およびその関連分野
研究機関長崎大学 (2022)
国立研究開発法人理化学研究所 (2017-2018)

研究代表者

向井 英史  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (60570885)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード細胞治療 / 合成生物学 / 細菌 / がん治療 / 一酸化窒素 / 遺伝子改変細菌 / がん微小環境
研究成果の概要

NO産生に関わる遺伝子の変異株についてNO産生能の解析を行いつつ、細菌の腫瘍内生着・増殖とがん微小環境リモデリングの関連を調べた。また、バクテリアマシンの体内動態評価のために、ポジトロンエミッショントモグラフィーの新規な標識法を開発した。ヒト臨床に近い腫瘍でも上手く生着・増殖・機能したサルモネラの弱毒化株は、大規模なネクローシスを含むがん微小環境リモデリングを誘導した。腫瘍血管の透過性亢進以外の独自の作用を発揮している可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

嫌気性細菌の一部の種は、静脈内投与後、重篤な副作用なく、腫瘍で選択的に生着・増殖し、この性質を利用した、がんに対するドラッグデリバリーシステム開発が期待される。生体内の材料を使って、必要な場所で、必要な時に、必要な量だけ薬物を作る、薬物の現地生産システムは、薬物治療の新しい潮流の開拓に繋がる。本研究の成果は、がん微小環境リモデリングをトリガーとする、がん治療用デザイナー細菌開発の有用な設計指針を与えるものである。

報告書

(2件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 静脈内投与後腫瘍組織に生着した大腸菌のプラスミド維持の評価2018

    • 著者名/発表者名
      野村祥子、Erike Sukowati、高橋麻衣子、渡辺恭良、向井英史
    • 学会等名
      第34回日本DDS学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2024-01-30  

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