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オートファジー活性化とゲノム変異、エピゲノム異常の連携によるがん細胞の選択的淘汰

研究課題

研究課題/領域番号 17K19626
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 腫瘍学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

藤井 誠志  国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, ユニット長 (30314743)

研究分担者 鈴木 穣  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40323646)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
キーワードオートファジー / ゲノム変異 / エピゲノム異常 / 病理学 / がん / ゲノム / エピゲノム
研究成果の概要

RAS、BRAF、TP53の変異の有無が異なる4種の大腸がん細胞株(HT-29、SW480、HCT116、DLD-1)の飢餓応答時と非飢餓時の細胞株を作製し、マルチオミクス解析として、ヒストン修飾(H3K4me3、H3K9me2、H3K27me3)を指標とするChIP-seqを行い、クロマチン構造の変化を見出した。Fucci導入細胞株では、オートファジーが活性化すると、G1/S期の割合が増加した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん細胞は、低酸素、低栄養という過酷ながん微小環境下において、選択的淘汰を受けつつ、環境に適合するクローンへと進化を遂げる。その過程で、不要ながん細胞を自食して栄養源とし、生存し得る為のゲノム変異、エピゲノム異常を合わせて獲得することを連動させている可能性がある。本研究は、オートファジーの活性化シグナルの解明のみならず、飢餓応答としてのオートファジーの真の生物学的意義を解明する研究になる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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