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経頭蓋非侵襲光刺激を可能とする光遺伝学ツールの探索

研究課題

研究課題/領域番号 17K19630
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 ブレインサイエンスおよびその関連分野
研究機関埼玉大学

研究代表者

冨岡 寛顕  埼玉大学, 教育学部, 教授 (50212072)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード光遺伝学 / 脳科学 / 微生物ロドプシン / 光受容蛋白質 / イオンチャネル / イオンポンプ / 膜電位 / イオン輸送 / 光受容タンパク質 / 極限環境 / 微生物型ロドプシン / ロドプシン / レチナール
研究成果の概要

2005年に報告され瞬く間に全世界に広まった光遺伝学的手法の根幹をなす光遺伝学のツールとしては微生物ロドプシンが用いられ、新規のものの選抜や変異体作成により改善が図られてきた。本研究は、新規のツールになりうる微生物型ロドプシンを求めて自然界、特に極限環境を探索するものである。高塩濃度環境からは有望な株は得られなかったが、別種の極限環境が有望であることを示唆するデータを得たので、候補地を絞り試料採取に成功した。有色の有望コロニーを3個得て、内2株はゲノム解析に成功した。微生物型ロドプシンと推測されるアミノ酸配列は既報のものとは異なるが、期待できるような新規機能はなかった。今後も継続していきたい。

研究成果の学術的意義や社会的意義

20年程前に開発された光遺伝学は遺伝学的手法と光による操作を組み合わせた細胞操作の手法である。標的とした神経細胞でツールと呼ばれる光感受性のイオン輸送タンパク質を発現させ、その細胞の膜電位を光で自在に操作することで細胞を操作するものである。本研究はこれまでには報告されていないタイプの光感受性のイオン輸送タンパク質を得るために自然界の中でも極限環境と呼ばれる環境から新規の微生物を得て、そこから新規のタンパク質のアミノ酸配列を得ようとするものである。これまでに報告のない新規の膜タンパク質を得ることで新しい方向性の光遺伝学の展開が期待できる。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2024-01-30  

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