研究課題/領域番号 |
17K19688
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体情報内科学およびその関連分野
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
藤村 昭夫 自治医科大学, 医学部, 客員教授 (90156901)
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研究分担者 |
相澤 健一 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70436484)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 応用薬理学 / 薬剤反応性 |
研究成果の概要 |
冠動脈狭窄症の治療として広く実施されている心臓カテーテル治療では、冠動脈薬剤溶出ステント全盛期の現在でも未だ約1割の症例で再狭窄が認められる。これはインターベンション療法の限界の一つであり、診断ならびに予測支援に用いることが可能なバイオマーカーの開発は急務である。本研究では、新たに薬物溶出性冠動脈ステント治療の安全性予測バイオマーカーを開発する。自治医科大学附属病院循環器内科に入院した患者から同意取得後、血液を採取した。メタボローム解析を行い、再狭窄例に特異的に変動した14化合物(コントロールに対して高い又は低い)を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
狭心症の治療法として実施されている心臓カテーテル治療では、冠動脈薬剤溶出ステントが広く普及したが、現在でも未だ1割以上の症例では、カテーテルで広げた血管が再び狭くなる再狭窄が認められる。これはインターベンション療法の限界の一つであり、診断ならびに予測支援に用いることが可能なバイオマーカーの開発は急務である。本研究では最新のメタボローム解析法を用いて、再狭窄例に特異的に変動した14化合物を同定した。これらは、狭心症の診断ならびにカテーテル治療後の予後予測支援への応用が期待される。
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