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初期ヒト絨毛間質由来の胎児体内循環幹細胞の同定と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K19719
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

藤原 浩  金沢大学, 医学系, 教授 (30252456)

研究分担者 大黒 多希子  金沢大学, 学際科学実験センター, 教授 (30767249)
服部 明  京都大学, 薬学研究科, 准教授 (50300893)
河崎 洋志  金沢大学, 医学系, 教授 (50303904)
荒木 慶彦  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 先任准教授 (70250933)
小野 政徳  金沢大学, 附属病院, 講師 (70348712)
毎田 佳子  金沢大学, 保健学系, 教授 (20397219)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード絨毛由来幹細胞 / laeverin / 循環幹細胞 / Laeverin / 胎児循環幹細胞 / 絨毛間質 / 臍帯血 / 遺伝子改変マウス
研究成果の概要

ヒト発生において血液細胞や血管の発生は胎芽本体よりも早い時期から初期絨毛間質内で開始されており、胎芽期の絨毛間質由来の幹細胞が循環系を通して胎児の体内に移行し、生着している可能性がある。そこで本研究は「絨毛由来の幹細胞が胎児本体へ移行し、発生、発達過程での臓器構築に役割を果たすのみならず、成人に至った後も臓器の修復・再生に貢献している」との新しい仮説を立てた。
その結果、妊娠時に血中のlaeverin陽性細胞が増加することが観察された。また絨毛組織内に新しい血球細胞のnicheの部位が同定された。本研究の成果によって胎児体内循環幹細胞の同定と絨毛内nicheの解析が推進されることとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は絨毛由来で循環系を介して胎児に移行する幹細胞の候補としてlaeverin陽性細胞を提案している。血中でのlaeverin陽性細胞の陽性率は様々な病態との相関が示唆されており、今後新しい視点からの病態分類を提言できる可能性がある。

報告書

(1件)
  • 2018 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2025-01-30  

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