研究課題/領域番号 |
17K19740
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
口腔科学およびその関連分野
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 治 東北大学, 歯学研究科, 教授 (60374948)
|
研究分担者 |
江草 宏 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30379078)
穴田 貴久 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (30398466)
上家 潤一 麻布大学, 獣医学部, 准教授 (10400269)
松井 有恒 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (60547264)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 生体材料 / タンパク質 / 無機材料 / リン酸カルシウム |
研究成果の概要 |
リン酸カルシウム材料の表面にタンパク質を集積させるため牛血清アルブミンをモデルとして,カルシウムおよびリン酸の水溶液からタンパク質とリン酸カルシウムが共析する溶液条件を検討した.イオン環境の調節によりアルブミンの吸着量が異なって来ること,またリン酸カルシウムの共析出も生じることが示唆された.以上の結果からタンパク質共析の材料設計指針が得られたため,今後に活性のあるタンパク質について検討し組織再生への応用可能性の拡大を図る.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により骨伝導を有する無機系の生体材料に組織再生を活性化する機能を付与するめの材料設計指針が得られた.本成果は口腔外科あるいは整形外科領域など骨再生を必要とする分野への応用可能性を検討するための技術基盤になると考えられる.本研究におけるモデルタンパク質での検討結果は各種活性因子への活用が想定される.次の段階として既に臨床応用されている活性因子への適用を検討することで実用化へ向けた技術確立へつなげることが期待される.
|