研究課題/領域番号 |
17K19748
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
照沼 美穂 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50615739)
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研究分担者 |
山崎 学 新潟大学, 医歯学系, 助教 (10547516)
三上 剛和 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80434075)
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研究協力者 |
天谷 吉宏
原田 史子
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | AMPK / 口腔癌 / 扁平上皮癌 / GABA / シグナル伝達 / 口腔がん / キナーゼ / 神経伝達物質 / 口腔扁平上皮癌 / GABAB受容体 / AMPキナーゼ / 蛋白質 / 癌 |
研究成果の概要 |
がん抑制効果が期待されるAMPKと抑制性神経伝達を担うGABAB受容体のクロストークによる新しい抗がん剤の開発を目指すために研究を行った。その結果、口腔がん細胞に発現するGABAB受容体は脳細胞に発現するものとは異なり、その活性化による抗癌作用は確認できなかった。しかし、AMPKの活性化は単独で強力に抗癌作用を発揮した。今後その下流シグナルを標的とした、より特異的な分子の同定が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、他の組織のがんで報告されていたGABAB受容体の活性化によるがん抑制効果が口腔がんでは発揮されないことが明らかとなった。一方、AMPKやその下流分子の活性化が効果的な癌抑制効果を生み出すことも明らかとなり、今後これらを標的とした研究が、新規抗がん剤の開発などに繋がる可能性がある。
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