| 研究課題/領域番号 |
17K19761
|
|---|
| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 研究分野 |
口腔科学およびその関連分野
|
|---|
| 研究機関 | 徳島大学 |
|---|
研究代表者 |
常松 貴明 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (70726752)
|
|---|
| 研究分担者 |
工藤 保誠 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 准教授 (50314753)
|
|---|
| 研究協力者 |
石丸 直澄
新垣 理恵子
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
| 配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
|---|
| キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 転移 / 浸潤 |
|---|
| 研究成果の概要 |
口腔扁平上皮癌は口腔に発生する癌の最も多い腫瘍型であり、その転移の有無が予後を規定する非常に重要な因子である。しかし、これまでの研究の多くがin vitroの実験系から得られたものがほとんどで実際の生体内での実験系あまり研究されてこなかった。そこで本研究では、マウス由来口腔口腔扁平上皮癌細胞株を同所移植することで、生体内でshRNAライブラリーを用いて転移に重要な因子を同定し、高転移マウスモデルを作製することを試みた。研究期間内にshRNAライブリーを使ったスクリーニングの実施には至らなかったが、in vivoイメージング可能なマウス由来口腔扁平上皮癌細胞株を作製することができた。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔扁平上皮癌の予後を規定する因子である転移の機構をin vivoで解明することを目的として、口腔扁平上皮癌高転移マウスモデルの作製を試みた。現在までに高転移モデルの樹立まで至らなかったが、in vivoイメージング可能なマウス由来口腔扁平上皮癌細胞株を作製した。本細胞株を用いて今後shRNA libraryスクリーニングを実施し、最終的に口腔扁平上皮癌高転移マウスモデルを作製し、口腔扁平上皮癌の治療や病態解明に役立てることが可能と考えられる。
|
