研究課題/領域番号 |
17K19794
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
藤原 武男 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80510213)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 認知症 / GPS / 社会的環境 / 物理的環境 / ライフコース / 軽度認知障害 / 地理情報システム |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢化のすすむ新潟県十日町において、高齢者の認知機能を評価し、さらにライフコースの視点から各個人の子ども期の社会的環境および現在の社会的行動を質問紙で調査するとともに、代表サンプルをGPSで追跡しその実際の行動データとGISで計った物理的環境を地図上に重ね合わせることで、認知症を予防しうるライフコースでみた物理的・社会的環境を明らかにすることである。その結果、GPSデータから各個人が1日のうちにGreen, Blue, Grayエリアにどの程度、何時頃に暴露しているのかの定量データとMMSEとの関連を見たところ、その変化が多いほど認知機能が低いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者の認知機能を保つための都市計画、建築計画において、実際の高齢者の行動に基づく解析からどのようなまちづくりが認知症予防に効果的であるのかについて示唆することができた意義は大きい。この結果をもとに、さらに長期的な影響を今後明らかにしていく必要があるだろう。
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