研究課題/領域番号 |
17K19818
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
祖父江 育子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (80171396)
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研究分担者 |
小澤 未緒 広島大学, 医系科学研究科(保), 准教授 (80611318)
竹中 和子 広島大学, 医系科学研究科(保), 講師 (90227041)
植松 裕子 人間環境大学, 看護学部, 講師 (00808909)
桐本 光 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40406260)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 早期産児 / 疼痛 / 脳 / 誘発電位 / 小児看護学 / 疼痛緩和 / 正期産児 / 音楽 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳の感覚領域に着目した早期産児の処置痛の侵襲度の解明と、疼痛緩和法の開発であった。早期産児の踵穿刺に対し、音楽とおしゃぶり等を使用する新介入法を開発した。新生児の踵穿刺誘発の事象関連電位(ERP)による疼痛評価の確立には、新生児の踵穿刺誘発によるAδ繊維およびC線維のERPの検証が必要であるが、Aδ線維は穿刺によるERP潜時の短縮を示し、ERPが処置痛を反映していない可能性を示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新生児は、頻回の疼痛によって、脳と神経の発達や認知・運動・行動に短期的・長期的悪影響を被る。本研究において開発した踵穿刺に対する非薬理的疼痛緩和法は、疼痛緩和効果が高く簡便であり、NICUでの活用が期待できる。新生児の踵穿刺によって誘発される事象関連電位の体系的レビュー及び今回実施した疼痛によって誘発される事象関連電位の評価は、新生児の踵穿刺における疼痛評価と介入法開発への寄与が期待できる。
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