研究課題/領域番号 |
17K19829
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
友杉 真野 (堀中真野) 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80512037)
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研究協力者 |
青野 裕一
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | がん予防 / 大腸がん / NSAIDs / がん / 予防 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、大腸がん予防効果が期待されるスリンダクスルフォンの標的分子の発見と作用機序の解明を試みた。スリンダクスルフォン固定化ビーズを作製し、大腸がん細胞を対象にスリンダクスルフォン結合タンパク質としてVDAC1とVDAC2を同定した。本研究結果より、スリンダクスルフォンがVDAC1およびVDAC2に結合し機能を阻害することでmTORC1経路を抑制し、cyclin D1の発現を低下させ、G1期停止を誘導している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、大腸がん予防効果が期待されているスリンダクスルフォンの新たな作用機序が明らかとなった。スリンダクスルフォンはVDAC1とVDAC2を直接の作用分子とし、大腸がん細胞の増殖を停止させている可能性を初めて示すものである。COX阻害作用を有さないスリンダクスルフォンの作用機序が解明されていくことは、さらに今後の大腸がん化学予防研究の発展に向けた貢献が期待できる。
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