研究課題/領域番号 |
17K19834
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
井上 千晶 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80413491)
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研究分担者 |
大平 光子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (90249607)
橋本 由里 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (00423228)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 母子関係 / 母子相互作用 / 授乳 / ボンディング / スマートフォン / 携帯電話 / 視線 / 心拍数 / 視線計測 / 授乳時 / 看護学 / 社会医学 |
研究成果の概要 |
本研究は,授乳時のスマートフォン等携帯電話使用による母子相互作用の特徴を二つのアプローチから可視化することを目的とした。産後1~3か月の母は,授乳時に携帯電話等を習慣的に使用しているが,その6か月後の乳児へのボンディングと関連が低いことが示唆された。実際の授乳時における観察実験からは,母親は携帯電話等使用のみに集中せず同時に乳児の観察を行っている傾向が認められた。結論に至るには引き続きデータの分析と蓄積が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果より,乳児の観察が可能な授乳時のスマートフォンの使用はボンディングに影響しない可能性があることが示唆された。これらのことを周産期看護者が知った上で授乳をサポートすることは,母子双方の健康と福祉の向上につながると考える。今後,引き続き分析を行い,授乳時の行動内容や子への注意の払い方など母子相互作用の特徴をより具体的に捉えることで,さらに個別的なケアにつなげることができると考える。
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