研究課題/領域番号 |
17K19865
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 千葉大学 (2021) 富山県立大学 (2018-2020) 国立保健医療科学院 (2017) |
研究代表者 |
堀井 聡子 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70617422)
|
研究分担者 |
嶋津 多恵子 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (80184521)
野村 亜由美 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (50346938)
濱井 妙子 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (50295565)
竹内 登美子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (40248860)
成木 弘子 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (30237622)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 人材育成 / 保健医療行政 / 地域保健行政 / 地域包括ケアシステム / 看護教育 / システム思考 / ロジックモデル / 社会医学 |
研究成果の概要 |
看護系学生や保健師等の「システム思考に基づく健康問題の分析と課題設定」と「地域包括ケアシステム構築の体系的評価」に関する能力強化を目的に、地域包括ケアシステム構築のプロセスを段階的に系統立てて学修できるオンラインツールを開発した。学習ツールは、実際のデータに基づく事例を用いて、チーム単位で地域包括ケアシステム構築の各段階(情報収集、アセスメント、計画立案、実施・評価)を体験できるもので、教員がチーム学習をサポートできるよう段階ごとに到達度を確認する管理機能も付与した。オンラインツールは研究班内で試行し実用性などを検討した。また、事例のベースにした調査結果は論文化し国際誌に公表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究班で開発した学習ツールは、保健師等による地域包括ケアシステム構築のプロセスの系統立てた学修を促すだけでなく、チーム単位での学習が可能であり、また、メンバー間で360度評価を行うリフレクション機能を付与したため、システム思考と協働のためのリーダーシップ開発が可能になると考えられる。国内外では社会変革を起こすチェンジエージェントの育成のための教育方法論の確立が必要とされており、本研究で開発した学習ツールは、チェンジエージェントに求められるシステム思考とリーダーシップの開発に資することから、教育方法論の確立に寄与したと考えられる。
|