研究課題/領域番号 |
17K19889
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
関谷 元博 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50420245)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 代謝産物 / センサー / エピゲノム / インスリン / 膵β細胞 / 代謝 / 発現制御 / 内科 / 糖尿病 / 脂質 / ゲノム |
研究成果の概要 |
代謝産物センサー分子CtBP2の活性がどのようにエピゲノム調節を行っているか、膵β細胞をモデルに解析した。CtBP2の活性化は膵β細胞のインスリン遺伝子プロモーターをH3K4me2, H3K4me3, H3K9, H3K27ac, H3K27meなど多彩なヒストンマークの調節を介して開いた状態にすることでインスリン遺伝子発現を正に調節していた。 こうしたエピゲノム調節に一致するように膵β細胞特異的CtBP2欠損マウスを作成するとインスリン分泌能の低下、耐糖能の悪化が見られた。 現在さらにCtBP2の代謝産物センシングポケット構造の変異マウスを作成し、解析している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CtBP2の代謝産物センシング機構、およびそのポケット構造は代謝疾患治療薬として標的に出来ることが申請者らの研究でわかってきており、今回の研究もそれをさらに裏付けるものとなっている。 新しい機序の治療薬開発に向けた準備の意義が大きい。
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