研究課題/領域番号 |
17K19890
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
末富 真弓 筑波大学, 人間系, 客員研究員 (90793919)
|
研究分担者 |
名川 勝 筑波大学, 人間系, 講師 (60261765)
杉江 征 筑波大学, 人間系, 教授 (70222049)
佐々木 銀河 筑波大学, 人間系, 准教授 (80768945)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 発達障害 / 大学生 / キャリア / 自己理解 / 障害特性 / 合理的配慮 / 医療・福祉 / 社会福祉関係 / 臨床 / 社会系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では発達障害のある大学生等が自分自身についてよりよく理解し、必要に応じ他者に対し自身について伝えることを支援するツールの開発を行った。自己理解に関するニーズ調査の結果より、自身について「理解する」ことへの必要性や「伝える」ことへの困難さが明らかとなり、またツールのモニター調査の結果より65.5%が自分自身についてよりよく理解することに役立ったと回答があった。本研究で開発したツールは、発達障害のある大学生等が自身を理解する一助となり得ることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果の社会的意義は主に2点挙げられる。(1)合理的配慮という観点から発達障害のある大学生等の「自身について理解すること」と「第三者に説明すること」についてニーズを考察した点、(2)不得意や弱みだけではなく強みにも着目し、当事者中心の多分野連携における情報共有ツールとしての開発を行い考察した点、である。
|