研究課題/領域番号 |
17K19907
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 美加子 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (40271027)
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研究分担者 |
山田 朋美 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (70452448)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 食 / 健康寿命 / リズム / 歯導音 / 骨導 / 食リズム / 歯 / 歯導 / 振動子 / 咀嚼 / オンデマンド |
研究成果の概要 |
本研究では、健康寿命の延伸に役立てるという理念の元で、歯導音に着目しその特性を明らかとすることにより日常生活の食関連データを連続記録して測定できるデバイスの開発を目指すことを目的とした。歯導音とは、歯を伝わる骨導振動音を新たに定義したものである。 歯科治療で歯を削る時の音や食べる時の音を気導音と同時に歯導音を拾い上げる手法を確立し、本手法を応用して試作した口唇運動解析システムにより、食べるリズムの把握に加え食材の特性の把握や咀嚼機能の評価を可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、寝たきり高齢者をへらし自立高齢者を増進させる健康寿命の延伸をめざすものであり、歯導音に着目し気導音と組合せて計測するシステムを試作し、咀嚼のリズムを把握できることを示した。とりわけ、歯導音により食材の性質の変化を連続的に客観的な値として可視化できたことは学術的意義があるものであり、かつ健康寿命の延伸につながる幼年期からの高齢者のあらゆる年代での食習慣の質の向上に貢献できることが期待でき、社会的意義がある。
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