研究課題/領域番号 |
17K19908
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
秋末 敏宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (90379363)
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研究分担者 |
森山 英樹 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (10438111)
河本 旭哉 神戸大学, 医学研究科, 特命講師 (30420558)
原 仁美 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40437489)
新倉 隆宏 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (40448171)
酒井 良忠 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (90397802)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 炭酸ガス / 関節拘縮 / 中枢性麻痺 / 関節固定 / 変形性関節症 / 拘縮 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
中枢性麻痺や関節固定後に生じる関節拘縮は臨床で難渋する合併症であるが、従来の治療法では完全に予防・治療することはできない。本研究では、炭酸ガス経皮吸収を用いた新たな関節拘縮の治療法を開発することを目的とした。中枢性麻痺または関節固定後の関節拘縮モデルを対象に、炭酸ガス経皮吸収の効果を動物実験により検討した。その結果、炭酸ガス経皮吸収が中枢性麻痺及び関節固定後に生じる関節可動域制限を改善することが明らかとなった。また炭酸ガス経皮吸収は、関節拘縮の原因となる筋と関節包の線維化を抑制することで、関節拘縮の予防や治療に有効である可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により得られた知見から、炭酸ガス経皮吸収が、関節拘縮に対する新たな非侵襲的治療戦略になる可能性をもつことが示された。従来、関節拘縮の治療に用いられてきた物理療法やストレッチ等と、この治療法を併用することで、より優れた治療法となる可能性を秘めている。
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