研究課題/領域番号 |
17K19912
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松井 利郎 九州大学, 農学研究院, 教授 (20238942)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高血圧 / レニン-アンジオテンシン系 / アンジオテンシン代謝物 / 代謝物動態 / 機能性食品 / ペプチド / アンジオテンシン / 食品機能 / 高血圧予防 |
研究成果の概要 |
本研究は、レニン-アンジオテンシン(RA)系ペプチドの一斉分析法を設定し、加齢/血圧亢進による循環系RA系ペプチド動態に対する影響を評価することを目的とした。LC-IT-MS/MS法を用いてRA系ペプチドの一斉分析法を設定し、高血圧自然発症ラットの循環血血漿を分析した結果、加齢ラットの循環Ang II量は若齢ラットより高値を示し、RA系代謝物動態と加齢/血圧亢進との相関が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
なぜ高血圧は発症するのか、血圧代謝系をどのように制御すればよいのか、高血圧診断の指標はあるのか、の問いについて、本研究では血圧代謝系での降圧に関わるアンジオテンシン代謝物と昇圧に関わるアンジオテンシン代謝物を一斉に検出可能な分析法を設定し、血圧上昇との相関関係を解明することを目的とした。これにより、どのような代謝物を高血圧指標にできるか、さらには機能性食品世襲の有効性を血圧代謝系制御に基づき評価することができると期待される。
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