研究課題/領域番号 |
17K19915
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
扇谷 昌宏 九州大学, 医学研究院, 学術研究員 (60636455)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ミクログリア / ミクログリア様細胞 / 線維筋痛症 / 慢性疲労症候群 / iMG / TNF-α |
研究成果の概要 |
本研究では、申請者の開発した末梢血誘導型ミクログリア様細胞技術を用いて、慢性疲労症候群におけるミクログリアの関与と客観的評価法の開発を目的に研究を実施した。 慢性疲労症候群と類似した症状を示す線維筋痛症患者群において、ATP刺激後ではTNF-αの遺伝子発現が有意に増大していた。さらに興味深いことに、不安・抑うつの重症度(HAD)とTNF-α遺伝子の発現量との間に正の相関関係を認めた。これらの知見は、患者群における精神症状(抑うつ・不安)及びQOLがミクログリア由来のTNF-αによってコントロールされている可能性を示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで関連が指摘されていながらも不明のままであった疾患へのミクログリアの関与がヒトレベルで初めて明らかとなった。 臨床症状との相関からも客観的評価法の開発に役立つ研究成果が得られた。
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