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非肥満者における未知のインスリン抵抗性のメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K19929
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 健康科学およびその関連分野
研究機関順天堂大学

研究代表者

田村 好史  順天堂大学, 国際教養学部, 教授 (80420834)

研究分担者 筧 佐織  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (00450560)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードインスリン抵抗性 / 異所性脂肪 / 骨格筋細胞内脂質
研究成果の概要

肥満者ではインスリン抵抗性がメタボリックシンドロームや糖尿病の病態として重要とされてきたが、我が国を始めとしたアジア諸国では非肥満者でそれらの代謝血管障害を引き起こす人が大多数であり、その病態解明が待ち望まれてきた。この点に関して、骨格筋インスリン抵抗性が、その病態として重要であることが明らかとなってきたが、その原因が何であるかは全く不明であった。本研究により非肥満者のインスリン感受性を規定しうる複数の候補物質や関連する複数の因子が明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

肥満者において糖尿病、動脈硬化症が発生しやすいことから、過去においては脂肪組織からアディポカインが分泌されインスリン抵抗性を惹起するといった「脂肪中心仮説」を前提とした研究が推進されてきた。しかしながら、この仮説は日本人やアジア人で多く見受けられる非肥満の病態にはほとんど合致していないことから、非肥満者の病態解析は極めて価値があると考えられるが、現状では驚くほど研究が進んでいない。我々のグループではその現状を打破すべく、ヒトのサンプルを多く蓄積し、非肥満者における病態の新しいパラダイムを構築すべく研究を推進し、その点で本研究から得られる学術的・社会的意義は高いと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2021-02-19  

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