研究課題/領域番号 |
17K19931
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
森 司 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (60241379)
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研究分担者 |
早川 智 日本大学, 医学部, 教授 (30238084)
鍵和田 晴美 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (40443204)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 恐怖ストレス / 脳神経系 / シグナル伝達 / Xenopus / 捕食者誘導 / カエル幼生 / 脳 / 表現系の可塑性 / 脳内遺伝子 / 脳神経 / IPA / エゾアカガエル / 幼生 / シグナルトランスダクション / オタマジャクシ / 子宮内ストレス / 神経ネットワーク |
研究成果の概要 |
我々は胎外で発生の全過程を観察することができ、また幼生時の環境が成体となった後の表現型や行動に影響することが判明しているカエル幼生(Xenopus)を用いて被捕食ストレスによりどの様な形態変化が起きるのか?そしてその時に脳内の代謝物の何が変化するのか?を調べた。その結果、X. laevisでは6hの恐怖ストレスでは脳内のほとんどのシグナル伝達が抑制されたが、24hでは多くのシグナル伝達が活性化された。驚くことにこの24hで嗅球からの神経軸索が脳内に伸長している事が明らかになった。また、この時にカエル幼生の記憶や認知を司るCREBシグナリングが活性化していることも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周りの仲間が捕食されることを認識することで捕食者から恐怖ストレスを受けたカエル幼生(Xenopus lavies)は10日間の被捕食ストレスにより尾部や尾の高さを高くし、更に筋肉を増強させた。この時の脳内の遺伝子発現解析や、代謝産物解析、そして神経ネットワークの解析により恐怖ストレスが脳内ネットワークにどの様な影響を与えているのかを明らかにすることが出来た。
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