研究課題/領域番号 |
17K19938
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 帝塚山学院大学 |
研究代表者 |
向井 貴子 帝塚山学院大学, 人間科学部, 助手 (60701464)
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研究分担者 |
楠堂 達也 帝塚山学院大学, 人間科学部, 准教授 (00460535)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | FABP1 / 脂肪酸結合たんぱく質 / NASH / 非アルコール性脂肪肝 / 脂肪酸結合タンパク質 / NAFLD / 脂肪肝 / 脂肪肝改善 / 非アルコール性脂肪肝炎 |
研究成果の概要 |
本研究では、FABP1抑制によるNASH病態、及びNASH病態発症改善の可能性を評価した。高脂肪・高コレステロール食誘導性NASHモデルマウスに、アデノ随伴ウイルスベクターを用いてFABP1を抑制し検討を行った。その結果、FABP1抑制による炎症や線維化の改善は見られなかった。しかし、FABP1抑制がNASHを含めた生活習慣病発症の重要ファクターである耐糖能異常を改善させることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、NASHの罹患者数は増加しており、予防法・治療法の開発が求められている。本研究で得られた高脂肪・高コレステロール食によるNASH進行過程のデータは、今後のNASH研究進展の足場となり得る。また、本研究ではFABP1抑制が耐糖能を改善することを明らかにした。耐糖能異常は、NASHを含めた生活習慣病の重要ファクターであることから、新たな治療シーズの発見という点で学術的・社会的意義は大きい。
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