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身体性を超えた運動記憶と共感の獲得に関する脳内基盤の解明:超身体性脳科学の萌芽

研究課題

研究課題/領域番号 17K19992
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 人間情報学およびその関連分野
研究機関筑波大学

研究代表者

井澤 淳  筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)

研究分担者 葛岡 英明  筑波大学, システム情報系, 教授 (10241796)
今水 寛  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30395123)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードバーチャルリアリティ / 視点取得 / 計算論的脳科学 / 身体性認知 / 認知科学 / 脳・神経
研究成果の概要

グループでチームリーダーを発揮するような卓越したコミュニケーション能力を獲得するためには,相手の視点から自己を想像するだけでなく、自己・他者視点を自由に切り替えることが可能な“メタ視点”の獲得が重要である.本研究では、バーチャルリアリティ空間上に構築したアバターの身体運動を学習を通じて学習することで、ヒトが視点を切り替え、アバターの視点を獲得することが可能か調べた。アバター操作を経験した被験者は、アバターの操作を学習していない被験者に比べて、高い視点獲得スコアを示した。このことより、他者身体性の獲得がコミュニケーション能力の基礎となる視点獲得を促すことが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

個人が孤立化する傾向にある現代社会において、社会性の涵養は重要なトピックである。本研究はこのような社会性に対して身体性脳科学から迫る新規性の高い研究である。
本研究では身体イメージと共感に着目することで,VRを利用したパーソナリティ変容技術に関する設計論の構築を目指す.これにより,引きこもりの解消や大人の発達障害に対するリハビリテーション,ビジネス現場における卓越コミュニケーションの訓練などの波及効果が期待出来る.

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2020-03-30  

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